芽生え
皆さん、こんにちは!
Hitomiです。
まだまだ暑いですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は1957年のイタリア・フランス合作。
新人のジャクリーヌ・ササールが抜擢された、名画座の定番
『芽生え』
(原題:Guendalina)
をご紹介します。
あらすじ
舞台はティレニア海沿いの避暑地、ヴィアレッジョです。
主人公のグエンダリーナ(ササール)は、両親の夫婦仲が微妙な15歳のブルジョア娘。
地元の高校生オーベルダンと出会い、最初はワガママ放題ですが、やがて恋が芽ばえます。
そこへきて父がロンドンに赴任することになり、父と和解した母もついて行くことになるが…。
みどころ
当時17歳だったジャクリーヌ・ササールのデビュー作です。
同じくカトリーヌ・スパークのデビュー作を撮った監督が、このアルベルト・ラトゥアーダ😊🎬
どちらも青春ものです✨
ササール、スパーク共にパリジェンヌだからなのか、とっても垢抜けた雰囲気が画面に漂っているのですよね。
十八番の役、気まぐれ娘ぶりもすでに確立しているのでした。
風邪をひいてしまい寝込んだジャクリーヌに見舞いに来た彼…。
次のシーンでは全身黒の異様な寝巻き姿で、へんてこダンスを披露する彼女なのだった😮🙀
風邪はもうそっちのけで😂
シルヴァ・コシナが、あまりに美しい母を演じていました。
ジャクリーヌ・ササールの本格デビュー作はこの『芽生え』ですが、その前に仏英合作の『Je plaide non coupable』(1956)という映画にチョイ役で出演しています。
作品情報
芽生え
Guendalina
監督 | アルベルト・ラトゥアーダ |
脚本 | アルベルト・ラトゥアーダ
レオ・ベンヴェヌーティ ピエロ・デ・ベルナルディ ジャン・ブロンデル |
原作 | ヴァレリオ・ズルリーニ |
製作 | ディーノ・デ・ラウレンティス
カルロ・ポンティ |
出演者 | ジャクリーヌ・ササール
シルヴァ・コシナ |
音楽 | ピエロ・ピッチオーニ |
撮影 | オテッロ・マルテッリ |
編集 | レオ・カトッツォ
エラルド・ダ・ローマ |
制作会社 | カルロ・ポンティ・チネマトグラフィカ
レ・フィルム・マルソー |
公開 | 1957年2月20日(イタリア)
1957年10月04日(フランス) |
上映時間 | 103分 |
製作国 | イタリア、フランス |
言語 | イタリア語 |
関連ソフトのご紹介
関連ソフトのご紹介です。
DVD
CD
輸入盤で『Piero-Piccioni – 3 Original Motion Picture Soundtracks: Guendalina – Nata Di Marzo – La Parmigiana』というCDが出ています。
それでは、またお会いしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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