暗黒街のふたり
皆さん、こんにちは!
Hitomiです。
関東以北の方は、台風は大丈夫でしたか?
さて、今回はフランス映画界の2大スター、
アラン・ドロンとジャン・ギャバンが共演した3番目かつ最後の作品である
『暗黒街のふたり』(1973)
(原題:Deux hommes dans la ville)
をご紹介します。
あらすじ
ジーノ(ドロン)は刑務所上がりの男、ジェルマン(ギャバン)は彼を更生させようと助ける保護司。
しかし、普通の暮らしをしようと必死に働くジーノに対する世の中の風当たりの強さが異常に陰湿💦
ジーノの更生を疑う刑事に執拗に監視される中、昔の仲間が銀行を襲う事件が起きた…。
みどころ
今まで観てきたジョゼ・ジョヴァンニ監督作の中では、一番良かった気がします!
いかにもジョヴァンニ節!
とも言える美しくはかないシーンがスローモーションになる場面などもありつつ、
ジャン・ギャバン×アラン・ドロンのバディ感がファンには堪らなく嬉しかったです😎😎
どこまでも暖かく静かに味方してくれるジャン・ギャバンを見ていると、
2人の信頼関係そのものを観ている様な気がしました😌✨
反対に、陰湿な刑事のミシェル・ブーケ!
『暗くなるまでこの恋を』でも嫌な感じでした…。
彼が働く印刷所の親方が無口な職人で、ぶっきらぼうなんだけれど、
ドロンのまじめな本質を見抜き、息子の様に大事にしてくれたのが救いでした。
この作品を製作した「アデル・プロダクション」は、アラン・ドロン自身の会社です!
作品情報
暗黒街のふたり
Deux hommes dans la ville
監督 | ジョゼ・ジョヴァンニ |
脚本 | ジョゼ・ジョヴァンニ
ダニエル・ブーランジェ(台詞) |
製作 | ピエール・サン=ブランカ |
出演者 | アラン・ドロン
ジャン・ギャバン ミムジー・ファーマー ミシェル・ブーケ |
音楽 | フィリップ・サルド |
撮影 | ジャン=ジャック・タルベ |
編集 | ルネ・デシャン |
製作会社 | アデル・プロダクション
メドゥーサ・プロドゥツィオーネ |
配給 | ヴァロリア・フィルムズ |
公開 | 1973年10月25日
1973年11月30日 |
上映時間 | 100分 |
製作国 | フランス、イタリア |
言語 | フランス語 |
関連ソフトのご紹介
関連ソフトのご紹介です。
Blu-ray
アネックからBlu-ray版の『暗黒街のふたり』が出ています。
DVD
VHS
かつて、コロムビアミュージックエンタテインメントから『暗黒街のふたり』のVHS版が販売されていました。
CD
輸入盤で最近、本作品も入った『Philippe Sarde – Deux Hommes Dans La Ville / Le Toubib / La Veuve Couderc (Bandes Originales Des Films)』が発売されました。
それでは、またお会いしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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