新・平家物語

2019年9月9日日本映画

皆さんこんにちは!

レトロ映画館の昭和大好き現役高校生、

Kokiです。

 

今回は、今は無き大映の映画です!

 

『新・平家物語』(1955)

をご紹介します!

あらすじ

時は平安朝末期。

国内は乱れ、貴族は今まで番犬扱いをしていた武士の力を使わざるを得なくなった。

 

平清盛は、初陣の後、藤原時信の娘・時子に恋心を抱いていた。

 

ある日。清盛は、街で出会った商人の伴卜に、清盛は白河上皇の子であると告げられる。しかし、父の忠盛は、清盛は自分の子だと告げる。清盛は驚き、自分は一体誰の子なのかと苦悩する。

 

その後、忠盛は、功績により殿上人となるが、これをよく思わなかった者に闇討ちに遭いそうになる。

しかし、清盛によって闇討ちの陰謀は打ち砕かれる。

 

その後、清盛は時子と結婚。幸せかと思われたが、比叡山の強訴により再び不穏な世となってしまう。

忠盛は、治安悪化の責任で官職を解任され、宮中からの帰途自害する。

ここに於いて清盛は、僧の反乱を収めるため、立ち上がった。

みどころ

まずは、1955年に制作されたとは思えないカラーの美しさに感動!

着物や鎧、装飾などの美しさに目を奪われます。

 

また、若く勇ましい清盛を演じきった市川雷蔵の凛々しさに惚れこんでしまいました。

 

ただ気になるのはラスト。若干急ぎ足に進んだ感があるなと感じました。

 

時代物なので、最初は難解な点もありますが、

何度見てもあき飽きさせないのでくり返し観るのもおススメですね。

また、舞台となった平安時代を軽く勉強してから観ると、また楽しいかと思います。

特筆ポイント

公開された1955年の邦画収入第4位を記録しました。

作品情報

新・平家物語

監督 溝口健二
脚本 依田義賢

成沢昌茂

辻久一

原作 吉川英治
製作 永田雅一
出演者 市川雷蔵

久我美子

大谷市次郎

木暮実千代(松竹)

柳永二郎(松竹)

進藤英太郎(東映)

千田是也

十朱久雄

澤村国太郎

音楽 早坂文雄(東宝)
撮影 宮川一夫
制作 大映京都撮影所
配給 大映
公開 1955年9月21日
上映時間 108分
カラー 総天然色

大映カラー

サイズ スタンダード

関連ソフトのご紹介

ソフトのご紹介です。

DVD


KADOKAWAからDVD『新・平家物語』が販売されています!

VHS


かつて大映からVHS『新・平家物語』が出ていました。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

またお会いしましょうね!

それではまた!!