小説吉田学校

日本映画

皆さんこんにちは!

昭和大好き現役高校生のKokiです。

 

コロナウイルスのせいで学校が休みになりました…。

勉強しつつ、映画をたくさん観たいと思います!

 

さて今回も、東宝映画です!

 

「小説吉田学校」(1983)

を紹介します!

あらすじ

終戦後間もない昭和23年。第2次吉田内閣が組織され、首相・吉田茂(森繁久彌)による日本の独立に向けての政策が本格的に始まった。

しかし、吉田は外務官僚であり、政党人からの反発が大きかった。

 

そこで吉田は、若手の佐藤栄作(竹脇無我)、池田勇人(高橋悦史)らを中心とした手駒を作り出した。

「吉田学校」の誕生である。

 

こうして、吉田学校の面々と、古株の松野鶴平(小沢栄太郎)らを従えた吉田は、総司令部民生局や、マッカーサー元帥(リック・ジェイソン)、反吉田派の鳩山一郎(芦田伸介)、三木武吉(若山富三郎)らと衝突を重ねながら、日本の独立に向けて突き進んでいく…。

みどころ

まず、森繁久彌の容姿が吉田茂そっくりでびっくり!

今まで数多くの俳優が吉田茂を演じてきましたが、個人的には森繁久彌がピカイチだと思います。

 

出演者の欄には、主要キャストを書きましたが、

他にも、土屋嘉男、田崎潤、三津田健、伊豆肇、神山繁、佐々木孝丸、中谷昇、稲葉義男、鈴木瑞穂、角野卓造、細川俊夫、庄司永建、勝野洋、小池朝雄などなど…。名だたる大スター勢揃いで、すごいです!

 

内容は政治の話なので少々堅苦しいですが、そこまで難しくなく、出演俳優のすごさもあり、案外あっという間に終わってしまいました。

戦後史の良い勉強にもなるし、映画斜陽の時代でも、なお輝きを放つ映画界のすごさも感じることができる名作だと思います。

 

原作は、そこそこ難しく、映画では触れられていない鈴木善幸内閣まで書かれている長編。

しかも絶版という気安く手を出しにくい感じになっていますが、興味がある方は探してみてください。

(僕は以前、運良く全巻を某大手古本屋で入手することができました)

特筆ポイント

前半の講和までのシーンはモノクロ、後半のバカヤロウ解散からのラストシーンまではカラーになっています。

作品情報

小説吉田学校

監督 森谷司郎
脚本 長坂秀佳

森谷司郎

原作・監修 戸川猪佐武
製作 山本又一朗
出演者 森繁久彌

竹脇無我

高橋悦史

西郷輝彦

小沢栄太郎

藤岡琢也

芦田伸介

リック・ジェイソン

梅宮辰夫

若宮富三郎

池部良

石田純一

夏目雅子

音楽 川村栄二
主題歌 堀内孝雄 「少年達よ」
撮影 木村大作
編集 池田美千子
製作会社 フィルムリンク・インターナショナル
配給 東宝
公開 1983年4月9日
上映時間 132分
カラー カラー・ビスタサイズ

関連ソフトのご紹介

関連ソフトのご紹介です。

DVD

東宝から「小説吉田学校」が販売されています。

動画配信

Amazon Prime Videoでも見られます。

CD

主題歌「少年達よ」が入っている堀内孝雄のベスト盤が、キープから出ています。

原作本は何種類か出ていますが、全て絶版となっています。

 

さいとう・たかをによって劇画化もされました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

またお会いしましょう!

さよなら!