さらば友よ

2019年9月19日イタリア映画, フランス映画

皆さん、こんにちは!

パイント君です。

 

バカンスシーズンも終わり、何となく気分がスッキリしません。

涼しくなったのはいいのですが。

こんなときは、面白い映画でも見て、脳に刺激を与えようと思います!

 

さて。

上の写真は、とあるタバコ屋のシャッターに描かれた絵です。

え、誰かって?

言わずと知れたフランスとハリウッドの2大スター、

アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソン

ですよ♪

 

今回は、このラストシーンが有名な

『さらば友よ』(1968)

(原題:Adieu l’ami)

という作品をご紹介します。

あらすじ

アルジェリア戦争帰りの軍医バラン(アラン・ドロン)。

マルセイユ港に降り立つと、見知らぬ女(オルガ・ジョルジュ=ピコ)が声をかけてきた。

 

バランは持ち出した債券を会社の金庫に戻してほしいと懇願されるが、ある理由からこれを引き受けることにする。

 

一方、同じ船で帰還したアメリカ人傭兵のプロップ(チャールズ・ブロンソン)は金儲けにしか関心のない男。

どこかワケありのバランに興味を持ち、船を降りても何かと付け回すようになるが…。

みどころ

色々な方が指摘されてる通り、この作品は

「ツッコミどころが満載」。

特に最後の「イェー」を受け入れられるかが、評価の分かれ目かもしれません。

 

しかし、キャスティングが素晴らしく、細かいアラはどうでも良くなってしまいます。

にやにやブロンソンの存在感にさすがのドロンも押され気味、という論調が多いようですが。

僕はむしろ、ドロンの予想以上の肉体美と、女性に対する超マッチョな態度に「おっ」と思いましたね。

(昔の上司が彼と仕事をしたことがあるのですが、180センチの自分より背が高く、手もゴツイと言ってました)

 

問題の女性2人も、ブロンソンが街で拾った女の子も、ブロンソンの愛人?も全員魅力的です。

シトロエンDSを知ったのも、この映画かもしれません。

 

ところで小学生の頃、夜に目を覚ましてリビングに行くとこの映画を放映してたことがあります。

ブロンソンが水で一杯のコップにコインを入れて、賭けをするシーンが目に焼き付きました。

その後も何度もオンエアされたのですが、偶然チャンネルを回すと必ずこのシーンでした。

あるあるですね。

プチトリビア

警部役のベルナール・フレッソンは、ボリス・ヴィアンの小説を映画化した『うたかたの日々』(1968)にも出演してます。

 

作品情報

さらば友よ

Adieu l’ami

監督 ジャン・エルマン
脚本 ジャン・エルマン

セバスチアン・ジャプリゾ

製作 セルジュ・シルベルマン
出演者 アラン・ドロン

チャールズ・ブロンソン

オルガ・ジョルジュ=ピコ

ブリジット・フォッセー

ベルナール・フレッソン

音楽 フランソワ・ド・ルーベ
撮影 ジャン=ジャック・タルベ
編集 エレーヌ・プレミアニコフ
製作会社 グリニッジ・フィルム・プロダクションズ
公開 1968814
上映時間 110分
製作国 フランス、イタリア
言語 フランス語

関連ソフトのご紹介

関連ソフトのご紹介です。

Blu-ray


2018年にKADOKAWAからBlu-ray版の『さらば友よ』が出ました!

DVD


2018年にKADOKAWAからDVD版の『さらば友よ』が出ました。いくつかの旧版がありますが、これは字幕がマトモなようです。

VHS


かつて、東北新社から『さらば友よ』のVHS版が販売されていました。

CD


フランソワ・ド・ルーベのサントラコンピ『‎Les Plus Belles Musiques De Films de François De Roubaix Vol. 2』に入っています。

 

それでは、またお会いしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!