どしゃ降り

2019年9月18日イタリア映画, フランス映画

皆さん、こんにちは!

レトロ映画館のHitomiです。

 

千葉県の一部では、まだ停電が続いているようですね…。

一刻も早い復旧をお祈りしております。

 

さて今回は、

フランス・イタリア合作のサスペンス映画をご紹介します。

 


『どしゃ降り』(1970)

(原題:Qui?)

です!

あらすじ

恋人同士のクロード(ガブリエル・ティンティ)とマリーナ(ロミー・シュナイダー)が乗った車が崖から転落した。

マリーナは助かるが、クロードは行方不明に。

 

クロードの兄セルジュ(モーリス・ロネ)はマリーナが仕組んだ殺人ではないかと疑い、彼女に近づく。

2人は車から弾の一発足りないピストルを見つけ、セルジュはますます彼女への疑惑を深める。

 

そこへ、セルジュに警察からクロードの死体発見の知らせが届いたが…。

みどころ

罪な日本語版タイトル!☔️💦💦💦

マリーナ(ロミー・シュナイダー)が恋人のクロード(ガブリエル・ティンティ)ともみ合いになりながら、

いかす🦑音楽にハートの♥️印のオープンカーで崖を走るオープニングに心を鷲掴みにされました。

 

車はまっ逆さま…恋人は死に、ロミーは危機一髪で助かります。

残された彼の兄がモーリス・ロネ 、ああ私の巻き込まれ型ヒーロー!🤩👏👏

 

案の定、恋に落ちる2人…しかし、モーリスは弟を殺したのは彼女だと疑っていて…。

 

ロミーのエナメルロングコートが、なんとも妖艶な美しさ!😮💕

どこかロミー版『太陽がいっぱい』とも言えるラスト….。

 

カルト映画の部類なのかな?

でも、とても良かったです。

Hitomiのチェックポイント

ロミーとモーリスは、前年に公開された『太陽が知っている』に続く共演。そちらにはもちろん、アラン・ドロンとジェーン・バーキンが出演しています!

作品情報

どしゃ降り

Qui?

監督 レオナール・ケーゲル
脚本 レオナール・ケーゲル

ポール・ジェゴフ

フランコ・ダルチェル

製作 エドモンド・アマティ

レイモン・ダノン

出演者 ロミー・シュナイダー

モーリス・ロネ

シモーヌ・バッシュ

ガブリエル・ティンティ

音楽 クロード・ボラン
撮影 ジャン・ブルゴワン
編集 アンドレ・ドゥラージュ
公開 1970923
上映時間 78分
製作国 フランス、イタリア
言語 フランス語

関連ソフトのご紹介

関連ソフトのご紹介です。

DVD

フランス語の輸入版DVD『Qui?』が出ています。

VHS


かつて、コロムビアミュージックエンタテインメントからVHS版の『どしゃ降り』が出ていました。

CD


フランスで2015年に発売されたクロード・ボランのCD『Bolling Story – Anthologie Des Bandes Originales 1960-1998』に、本作から1曲が入ってます!


アメリカ盤の『Bolling Films』は2曲入り。

 

それでは、次回をお楽しみに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!