にっぽん実話時代

日本映画

皆さんこんにちは!

昭和大好き現役高校生のKokiです。

 

さて今回も、

東宝の映画です!

今年6月に亡くなった高島忠夫を主演に据えた

『にっぽん実話時代』(1963)

を紹介します!

あらすじ

経済雑誌「経済マガジン」は売れ行きが伸びず、会社は印刷費すら払えない状態。

 

そこで社長(平田昭彦)は新たに低俗な雑誌「実話時代」を発行することにし、

新編集長として伊達(高島忠夫)を迎えることにした。

 

社員たちは最初は仕事の内容に手間取るが、徐々に慣れていき、雑誌は売れに売れていく。

そんな中、ある大会社のスキャンダルが発覚する。

 

伊達は、このスキャンダルの暴露に並々ならぬ覚悟を持っていた。

社員たちも伊達に続くことにし、社をあげてこのスキャンダルに立ち向かうこととなった。

みどころ

真面目な雑誌編集しかしたことがなかった社員たちの変貌や、

新体制について行けず、退職を決意した元編集長(村上冬樹)とその娘(浜美枝)の心境などが見所ですね。

 

儲けるためだけに良心を忘れて雑誌作りに邁進するところ、

大会社の悪どいところなど、現代の人間の汚い面も前面に出ている映画です。

 

福田監督らしい、軽快な作品ですね!

 

ちなみに、浜美枝と若林映子はこの後、ボンドガールに抜擢されました。

特筆ポイント

題名ですが、「実話」と書いて「スキャンダル」と読ませますので注意!!

作品情報

にっぽん実話時代

監督 福田純
脚本 松木ひろし
製作 藤本真澄

金子正且

出演者 高島忠夫

藤木悠

田中邦衛

ミッキー・カーチス

有島一郎

平田昭彦

田崎潤

南弘子

池内淳子

浜美枝

若林映子

村上冬樹

音楽 黛敏郎
撮影 小泉福造
編集 藤井良平
製作・配給 東宝
公開 1963年2月16日
上映時間 83分
映倫番号 13086
カラー・サイズ カラー・シネマスコープ

関連ソフトのご紹介

残念ながら、ソフト化はされておりません!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

またお会いしましょう!

さいなら!!