暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ
皆さん、こんにちは!
レトロ映画館のHitomiです。
とうとう11月に入りました。
この3連休、いかがお過ごしですか?
さて今回は。
『冒険者たち』などで知られる
ロベール・アンリコ監督の手掛けたフィルム・ノワール(日本では劇場未公開)
『暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ』(1974)
(原題:Le Secret)
をご紹介します!
あらすじ
ある国家機密を知ってしまったことで、ダヴィッド(ジャン=ルイ・トランティニャン)は二度と出ることのできない刑務所に入れられる。
看守を殺し、山中に逃亡するダヴィッド。
偶然出会った芸術家夫婦に助けられ、一緒に逃亡の旅に出ることになるが…。
みどころ
いつも実直そうなジャン=ルイ・トランティニャンに、お人好し枠のフィリップ・ノワレ。
このキャスティングが良かった!
「君は不幸で俺は幸福だ、2人混ぜ合わせたらどうにかなるだろう」と言ったノワレ。
こういう人好きだなぁ✨
これがもし他の俳優だったなら、この映画の八方塞がりな雰囲気がつらくて見ていられないはずです。
2人の俳優のイメージはそのまま役に表れていて、
逃走ロードムービーとでも言えそうなこの映画に見事に生かされていました。
ノワレがトラニャンを船で逃がそうとするくだりで、船の名前が《パンダ号》だったのが笑えました😆
ノワレよ、どこまで癒してくれるんだー!
願わくば、違うテーマでこの2人を見たかったです。
フィリップ・ノワレの妻役のマルレーヌ・ジョベールは、ボンドガールであるエヴァ・グリーンのお母さんです!
作品情報
暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ
Le Secret
監督 | ロベール・アンリコ |
脚本 | パスカル・ジャルダン
ロベール・アンリコ |
原作 | フランシス・リック「危険な道づれ」 |
製作 | ジャック=エリック・ストラウス |
出演者 | ジャン=ルイ・トランティニャン
フィリップ・ノワレ マルレーヌ・ジョベール |
音楽 | エンニオ・モリコーネ |
撮影 | エチエンヌ・ベッケル |
編集 | エヴァ・ゾラ |
製作会社 | プレジダン・フィルム |
配給 | ヴァロリア・フィルム |
公開 | 1974年10月9日 |
上映時間 | 102分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
カラー | カラー |
関連ソフトのご紹介
関連ソフトのご紹介です。
DVD
IVCより、DVD『暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ』が販売されています。
本
かつて、早川書房からフランシス・リックの原作本『危険な道づれ』が出ていました。
それでは、次回をお楽しみに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません