マンハント

2019年9月2日アメリカ映画

 

皆さん、こんにちは!

Hitomiです。

いかがお過ごしでしょうか?

 

今年もいよいよ残り3分の1になりました。

早いものですネ。

 

さて、今回はアメリカ映画です。

『メトロポリス』などで有名なオーストリア出身のフリッツ・ラングが監督したサスペンス映画

『マンハント』(1941)
(原題:Man Hunt)

をご紹介します。

あらすじ

フリッツ・ラングのナチスもの第1弾。

ヒトラーに銃口を向けたソーンダイク大尉(ウォルター・ピジョン)と、彼を追うゲシュタポの攻防を描いた作品です。

 

最初はイギリス紳士が狩りをしている。

これは何処なのだろう…?

 

そう思っているうちに、やがて場所はドイツであり、

銃口はナント、ヒトラーに向いていたと判る(撃てば良かったのにネ)。

 

ソーンダイクはたちまちに捕らえられ、当然厄介な展開になるのだけれど…。

 

公開されたのは何と、第二次世界大戦中の1941年!

当時のアメリカ人に、ナチスのリアルなイメージを植え付けたらしいです。

みどころ

このソーンダイクのキャラクターが素晴らしかった!

呑気すぎる彼が、私にはディーン・マーティンの様に見えたと思えば、

次の瞬間には紳士で2枚目なイヴ・モンタンに見えてくる……不思議な魅力の人でした。

 

イギリスの船のシーンでは、彼を助けた可愛い少年が相当心を癒してくれて、そして更に現れたのが…オォ❣️

おきゃんでセンチメンタルでちょっぴりガサツな娘ジェリー(ジョーン・ベネット)!

 

しかも彼女が現れると、名曲『A Nightingale Sang in Berkeley Square』が流れるのです。

本当は、こんなロマンチックな演出もできるんだフリッツ・ラング監督は……と嬉しくなりました。

 

投げキスに涙が出たのは初めてです。

Hitomiのチェックポイント

ジョーン・ベネットは、この後もフリッツ・ラング作品に3本(監督クレジットなしを入れると4本)出演しています!

作品情報

マンハント

Man Hunt

監督 フリッツ・ラング
脚本 ダドリー・ニコルズ

ラマー・トロッティ

原作 ジェフリー・ハウスホールド『追われる男』
製作 ケネス・マクゴワン

ダリル・F・ザナック

出演者 ウォルター・ピジョン

ジョーン・ベネット

音楽 アルフレッド・ニューマン
挿入歌 『A Nightingale Sang in Berkeley Square』
撮影 アーサー・C・ミラー
編集 アレン・マクニール
配給 20世紀フォックス
公開 1941613
上映時間 105分
製作国 アメリカ
言語 英語 ドイツ語

関連ソフトのご紹介

関連ソフトのご紹介です。

DVD


『フリッツ・ラング傑作選 マンハント』がブロードウェイから出ています。

CD


『Alfred Newman -Man Hunt (Original Motion Picture Score)』というCDが出ています。

 

それでは、またお会いしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!